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詭弁論理学 (中公新書 (448))
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| 商品カテゴリ: | 人文,思想,学習,考え方
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| セールスランク: | 5618 位
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| 参考価格: | ¥ 693 (消費税込)
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詭弁のパズルへの応用は楽しめます
論理的思考について興味があって,何冊か読んでみました.詭弁を弄して議論に勝ちたいというわけではありませんが,議論の後になって何となくしっくり来ない事がよくあります.そして「あの時にああ言っておけばよかった」という経験があるのではないでしょうか.本書は,このようなしっくり来ない理由を理解するのに非常に参考になるでしょう.
強弁と詭弁との違いはともかく,詭弁にだまされないテクニックは役に立ちそうです.しかしながら,本書の読みどころは,詭弁術やパラドクスを応用したパズルにあるのではないかと思います.死刑囚のパラドクスなどは「お見事」としか言いようがありません.また,強弁の例として挙げられている寅さんの話などは,さすがにここまでくると手がつけられないと感心するばかりです.
論理思考を勉強したいと思っている方にもよいですが,思考パズルとしても楽しめますので,是非どうぞ.
ドミノ理論を蹴っ飛ばせ!
詭弁というのは論理や常識を利用して相手を丸め込む方法。世の中にはたくさんの詭弁がまかり通っています。例えば、中学受験に飽き足らず、小学生の塾通い、幼稚園の「お受験」、英才教育を…と、とどまることを知らない「人生における先読み」。この次々と前倒しに展開される論理を「ドミノ理論」と野崎昭弘は呼んでいる。「よい幼稚園に入れないと、よい人生は送れない(!?)」という逆説的な一言で、こんな詭弁は早く一蹴して、もっと実感をもって生きて行こうじゃありませんか!
攻撃のためではなく、防御のため、楽しむために学ぶ詭弁教養書
野崎昭弘氏の著作で、1976年に出版されてから50版以上も再版されている書。自分の意見を正当化するために用いる論理のうち、客観的に考えると合理性のない詭弁や強弁などについて解説し、頭の体操となるような例題を紹介している。約200ページの分量であるが、ゆっくりと吟味しながら数日かけて読むべき内容で、中高生以上が対象。
本書の目的は詭弁を弄して得をしようということではなく、詭弁を見抜く思考力を養い、防御力を高めようということである。あとがきでは、親しい間で言葉遊びを楽しむ勧めが述べられている。この目的を反映するように、初級から上級まで多くの例題が面白く紹介され、詳細なクイズ本のような構成となっている。個々の問題にたいし、ありうる可能性を表にしたり、数式に置き換えて考察する手法などが紹介されており、非常に参考となる。また、男はつらいよで主人公が放った詭弁(屁理屈)などユーモアにも富んでおり飽きずに読破できた。
難点は、それぞれの手法に対する説明量が異なっており、全体像を把握しづらい点。多くの詭弁は会話中に生じるもので、その場で詭弁であることに気づいて対処できなければ意味がない。本書の例題のように、じっくり考えるわけにはいかない場合が多いので、例えば、詭弁のパターンを、ウェブサイトに見られる『詭弁の特徴のガイドライン』のように単純に分類した表示があればわかりやすかったと思う。
ロングセラーであることが示しているように、現代でも色あせていない良書であることは間違いない。自分は20年ぶりに再読したがそれでも面白いと思った。前述の問題点を考慮しても星4つ以上はあり、万人に勧められる書。
「詭弁」の論理のすり替えを見破るには!?
よくよく考えてみると理屈に合わないのだけど、筋道を立ててうまく反論できず、やり込められてしまう…そんな「詭弁」「強弁」のパターンをわかりやすく説明してくれる作品です。
完全に騙されてしまうのではなくて、「何となくおかしい」のはわかるのだけど、どこに論理の破綻やすり替えがあるのか、順を追って整理していくことで明らかにしていきます。
寅さんの相手を煙に巻くセリフや、どう抗弁しても行き着くところは火あぶりという魔女狩りの理屈など出てくる例が面白く、問題も頭の体操になるものが多く紹介されています。
後半はパラドックスを中心とした論理遊びに充てられています。同じ著者の『逆説論理学』とやや重複する内容です。
王様から「囚人を1週間のうちに処刑しろ、しかし恐怖を与えるためにいつ処刑されるかわからせないようにしろ」と命じられ、「最終日になると処刑がその日であることがわかってしまう。しかしその前の日も新しい最終日でしかなく、結局処刑はできない?」という問題。
どこがどう間違って、そんな理屈になってしまうのか…回答は本書の中で。
わりとお遊びみたいな面の強い本
タイトルはなんだか難しそうですが、内容はわりと読みやすい。
明らかな詭弁や強弁、有名な論理パズルなど多数扱っていて、読んでいて面白い。
特にいわゆる「抜き打ちテストのパラドクス」についての説明はとてもわかりやすく、これまでの中で一番の説明だと思った。その部分だけでも十分読む価値はある。
中央公論新社
逆説論理学 (中公新書 (593)) 論争と「詭弁」―レトリックのための弁明 (丸善ライブラリー) 論理で人をだます法 正論なのに説得力のない人ムチャクチャなのに絶対に議論に勝つ人 正々堂々の詭弁術 反論の技術―その意義と訓練方法 (オピニオン叢書)
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